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ドコモのデータを活用したアドネットワーク「docomo Ad Network」が 位置情報データを用いた広告配信に対応
株式会社D2C(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高橋英行、以下D2C)は、株式会社NTTドコモ(以下ドコモ)のデータを活用したアドネットワーク「docomo Ad Network(ドコモアドネットワーク)」において、位置情報データ※1を活用した新たな広告商品を2019年12月より提供開始いたします。※2
既存の「docomo Ad Network」においては、ドコモがお客様の同意を得て取得した性別・年齢・居住エリアなどの契約者データの他、ユーザーアンケート等を基にk-匿名化を配慮し趣味趣向などを分類したドコモパーソナライズカテゴリを活用しておりました。今回、このドコモパーソナライズカテゴリ内に、ユーザーが実際に滞在していたエリアや施設、時間帯等のオフライン上の行動履歴情報が加わることで、これまでオンラインでは把握しきれなかったユーザー行動に基づくターゲティングカテゴリの選択肢が増え、より広範囲なユーザーを対象とした広告配信が可能となります。
今後「docomo Ad Network」では、位置情報データを活用した広告商品を拡充することで、オンラインとオフラインの融合による顧客接点の最大化を実現し、企業のお客様におけるOne to Oneマーケティングの実現、日々高度に進化するさまざまなデジタル広告/マーケティングニーズに応える商品・サービスの開発、提供に努めてまいります。
※1.位置情報データとは、ドコモに対して予め同意いただいたユーザーの利用端末にインストールされたアプリが取得した、位置情報、利用端末の在圏情報(基地局位置情報)、ドコモ以外の第三者が提供するアプリ・各種センサーにより取得し、ドコモが提供を受けた位置情報、利用端末に係る Wi-Fi 位置情報(アクセスポイントに関する情報)及びBeacon 発信機とのBluetooth 通信を通じて測定される利用端末の位置情報を基にしたデータを指します。広告配信においては、ドコモの各種サービスの提供等を通じて取得した情報の一部(氏名・電話番号・メールアドレスなど個人特定性の高い情報を含みません)を利用して、匿名性に配慮した広告配信用データベースを構築し、利用しています。
※2.既存のターゲティング広告商品である「ドコモユーザーターゲティング」の「ドコモパーソナライズカテゴリ」に対して、新たに「オフラインカテゴリ」の名称で位置情報データに基づいたセグメントカテゴリを追加いたします。尚、既存のドコモパーソナライズカテゴリは「オンラインカテゴリ」へ分類し、「ドコモパーソナライズカテゴリ」は「オフラインカテゴリ」と「オンラインカテゴリ」に2分類化されます。
■docomo Ad Network(ドコモアドネットワーク)とは
ドコモが運営するポータルサイト「dメニュー®」※を含むWEBサイトやアプリ、同じくドコモが提供するメール型広告「メッセージS(スペシャル)®」※へ広告を掲載するサービス。ドコモのビッグデータなど多様なデータのリアルタイム処理技術や、配信最適化技術など最新のテクノロジーを実装する。
※「dメニュー」「メッセージS(スペシャル)」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。
■D2Cとは
株式会社D2Cは、2000年6月1日に、株式会社NTTドコモ、株式会社電通、株式会社NTTアドの3社合弁で設立された、デジタル広告/マーケティング会社です。D2Cでは、デジタル領域を軸に、統合デジタルマーケティングの提案・実施までをワンストップで提供する「デジタルマーケティング事業」、ドコモメディアや各種一般メディアにおける広告を取り扱う「ドコモ事業」、アジアを中心とした国々での広告・マーケティング事業を行う「海外事業」の3つの事業を展開しています。